コーチング」カテゴリーアーカイブ

《だまし絵を考える》

 あなたは、《だまし絵》を見たことがあるでしょうか?よくセミナー等で使用されるものに“老婆と娘”のだまし絵があります。以前ハーバードビジネススクールの授業で認知実験をしていたようです。

 授業の内容は、受講生をAグループとBグループの二つに分けます。そして、Aグループには若い娘が見える絵を見せます。Bグループには老婆が見える絵を見せるのです。そのあとで“老婆と娘”のだまし絵を見せるのですが、誘導した意図通りにAグループの生徒達には若い女性が見えます。一方、Bグループの生徒たちは老婆が見えます。もちろん、AグループもBグループも全く同じものを見ているにもかかわらずです。

 実に興味深いのですが、一旦意図的に誘導されてあるものが見えてしまうと《思い込みの力が働いて他の可能性を無視してしまうということがおきます。》日常生活の様々な場面で同様のことが起きていると考えられますが、気をつけなくてはいけません。

 対応策としては、“常識を疑ってみること” “他者の意見や考え方に耳を傾けること”で防ぐことが出来ると考えます。

 ネットで“だまし絵”を検索すると、実にたくさんのだまし絵がヒットします。

《歩き続ければ、大丈夫》

 “歩き続ければ、大丈夫”・・・佐藤芳之著

 最近読んだ本で印象に残った一冊です。

 35歳でアフリカの地で、ナッツの会社を一大ビジネスに育て上げ、その会社をアフリカ人に譲り70歳にして新たに新ビジネスに挑戦しているすごい人です。

 そんな本の中にチョット笑えた内容がありましたので紹介します。

 アフリカでこういう昔話を聞いたことがあります。

 ある夜、ドーンと大きな音がしました。村人は何事かと家から飛び出すと、地面に大きな穴が空いていました。いったい何が落ちたのだろう。村人は穴を覗き込んであれこれ調べ始めました。ところがいっこうに落ちた物は見つかりません。困りはてた村人は長老のところに相談に行きました。

 すると長老はいいました。
 『おまえたちは何をいっているんだ。穴が落ちてきたに決まっているだろう』
 『ああ、そうか』
 村人たちは納得していつもの仕事に戻りました。

 というお話です。

 実におおらかな生き方だと感じました。些細なことにこだわらずに“穴が空いたらなら、それでいいしゃないか!”ちょっと真似したいと思いました。

 

《へこたれない》

 “へこたれない”・・・鎌田 實 著より

 風ちゃんは四十五歳。脳性まひで体感機能障害がある。両手は全く使えない。字を書くのも足で。二本の箸も足で持つ。

 こんな風ちゃんの話しです。

 人は一人では生きてはいけない。人と人とのつながりの中で生きる。だから、人の心をつかまえることが大切。風ちゃんは人の心をつかむ達人だった。
 風ちゃんは立ち上がって、自分の詩を朗読した。脳性まひの特徴である筋の緊張が起きて、上手くしゃべれない。身体が曲がる。しぼり出すように始まった。ひと言ひと言が輝いている。上等な一人芝居を見ているようだ。
『昨日、障害者でした。今日、障害者でした。明日、たぶん障害者でしょう』
 教室中に涙があふれ出す。
 風ちゃんは言い切った。
『ある小学校に講演に行った。校長先生が私を紹介してくれた』
『不幸にして障害を持った風ちゃんです』
 この野郎と思った。初対面の他人から『不幸な風ちゃん』なんて言われる筋合いはない。幸せか不幸せかは自分で決めるもの。私は手が動かなくても、足を使って、けっこう幸せに生きている。
 風ちゃんがいたずら坊主のように、ニコッと笑った。
 身体は不自由だけど、私は自由だ。
 身体は不自由だけど、私は不幸ではない。
 自由も、幸せも、ちょっと視点を変えれば見えてくる。
 自由も、幸せも、よくばらなければ、つかまえることができる。
 自由も、幸せも、へこたれなければ、手に入れることができる。
 だれでもできる。きっと。

《心の盲点》

 『一本の木の前に立ったとき、一枚の葉に気を取られれば他の葉はすべて見えなくなる』

 今日のテーマは《心の盲点》でした。私たちは、日々多くの情報に直面しています。そして、その多くの情報を取捨選択して自分の中に取り入れています。何かに集中することは大切なことです。仕事に集中する、勉強に集中する、趣味に集中するといったように集中して何かに取り組むことで生産性や効率といったもが高められたりします。ただ、集中することで見落としてしまうものがあることに気づいておく必要があるのです。

 一枚の葉にとらわれることがなければ、すべての葉を見ることが出来ます。その為には心が自由に動けるようにしておくことが大切です。そうすることで、全体を広く見渡すことができて、必要なアドバイスにも耳を傾けることができ、的確な方向性を見出すことが出来るのです。

 マインドコントロールとは、情報を制限しながらある一つの結論が必然的に出るような状態を作り出し、その結論を信じ込ませるスキルです。視点や発想が狭くなっていないかを時々確認してみることも大切だと思います。

 

《ポジティブ思考》

 ポジティブ思考の例として、アフリカに靴を売りに行く営業マンの話しがよく引用されます。まずは、どのような内容だったかを確認してみます。

 アフリカに靴を売りにある営業マンが出かけました。彼が市場調査をしてみると、ナント!【多くの住民は靴を履いていません。】
 そこで《ポジティブ思考の営業マン》と【ネガティブ思考の営業マン】の二人の営業マンが登場します。
 《ポジティブ思考の営業マン》は、こう考えます。・・・“誰も靴を持ってないからたくさん売れるぞ!”
 【ネガティブ思考の営業マン】は、こう考えます。・・・“誰も靴を必要としていないから売れないぞ!”
 
 この事例のように、ポジティブな気持ちをもって、やるべきことをやっていれば必ず解決策が見つかります。一方ネガティブな気持ちになって意欲を失ったら、本当にそこで終わりになるのです。物事を楽観的に捉えることは重要です。

 もう一つ『二匹のカエル』の話をしてみましょう。
 二匹のカエルが、ミルクがたくさん入った壺のふちの上で遊んでいました。そして、ちょっと誤ってしまい二匹のカエルはミルク壺に落ちてしまったのです。
 一匹のカエルは、『もうおしまいだ。自分はミルクにおぼれて死ぬしかない』と、悲観的になり生きる意欲を失って、命が尽きることを覚悟したのです。
 しかし、もう一匹のカエルは悲観的にはなりませんでした。
 『どうにか脱出できるんじゃないか』と楽観的に考え、壺の中で飛び跳ねました。すると、後ろ足が底につき壺の外に出ることが出来たのです。
 実は、ミルクのすぐ下は固形のバターになっていたのです。 

 私たちも似たような経験をしたことがありませんか。溺れそうになったときに《一度、思い切って沈んでみるとほんの少しで底にに着地いたりします》、底に着地したら思い切りジャンプして脱出すればいいのです。

 落ち込んだ時には、徹底的に落ち込んでみるのもいいかもしれません。

※人は、底まで僅か数十センチのところで溺れて亡くなってしまうケースが多いのだそうです。

《話し合いの目的》

 話し合いの目的をどのように考えているでしょうか!

 どちらが正しいか!白黒をつけることではありません。お互いの考え方や解釈を理解し、再解釈するための過程なのです。

 つまり、話し合う目的は、別の見方、解釈の仕方ががあることに気づくこと。そして、それが一つや二つではなく、無数にあることを突き止める過程なのです。

 話し合いで大切なことは、ある特定の人たちが話し続けることを避けることです。また、話し合いが終わってから陰で色々と意見を言うこともダメです。会議室を出た途端、廊下で話をしている光景を見たりしした経験がありませんか!

 “ダンス オブ ウルフズ”というアメリカの映画があります。西部開拓時代を背景にしたインディアンと騎兵隊の戦いをテーマにしたものだったと記憶しているのですが、インディアンが車座になって話し合いをしている場面がありました。印象に残っているのは、話し合いでは棒を持っている人が話が出来ることでした。一本の棒を用意して、話をする人がその棒を持って話をします。棒を持っていない人たちは、黙って話を話を聞いています。ちょっと感動したことを覚えています。相手が話している間は、静かに相手の話を聞くこと。とても大切なことだと思います。

《自信と自己肯定感》

 今日は、自尊心(自信)について考えてみたいと思います。
 
 まずは、自信があるとか自信が無いといったようなことは何処から出てくるのでしょうか?

 私は、三つの視点で説明をしていますが、一つ目の視点は【自己効力感】・・・目標達成感等により実感できると考えます。二つ目の視点は【自己肯定感】・・・小さい成功体験を重ね自分を褒めることで実感できると考えます。そして三つ目の視点は【自己受容】・・・ありのままの自分を受け入れ認めることで実感できると考えます。あくまでも私の個人的な意見ですが、【自己効力感】【自己肯定感】【自己受容】の三本柱が自尊心(自信)を支えているのだと感じています。

 三つの柱の中から【自己肯定感】についてもう少し説明をしてみたいと思います。私たちは子供のころから、減点主義にまみれています。出来ないところを指摘されて矯正するように指導されてきました。このような減点主義では、“モチベーション”は上がらず、自己肯定感も下がります。では、自己肯定感を上げるにはどうすればよいのでしょうか!それは、“出来たこと”に着目して、自分を自分で褒めるのです。なんの根拠もなくてただ自分を褒めると、自分をごまかしていることに嫌気がさしてきます。ですから、小さいことでよいので“出来た事実”を見つめてみましょう。

 ポイントは、小さな成功体験に着目して、自分で自分を褒めてみることです。

《コーチングの動画作成中》

 こんにちは、経営システム研究室 代表の佐藤幸弘です。

 8月からコーチングの動画を作製しています。テーマを“思い込み” “動機付け” “目標達成理論” “セルフトーク”等々にして、10分程度の動画です。

 近日中に、少しずつユーチューブにアップしますので良かったらご覧になってください。

 宜しくお願い致します。

《成功とセルフイメージ》

 『仕事でのビッグプロジェクト』の依頼に対して、『無理・無理、出来ない』と感じるか『チャンス、出来る』と感じるかは、人によって違います。

 ある出来事に対して、あるいはこれからチャレンジしようとすることに対して、【出来る】とか【出来ない】というように人によって感じ方が違うのは、外部から入ってくる情報をチェックするフィルターが違うためです。

 このフィルターは、セルフトークを繰り返すことによりビリーフ(思い込み・信念)としてつくられますが、このフィルターが厄介者なのです。

 フィルターの機能としては、【自分には必要ないと思い込んでいる情報をシャットアウトすることです】。人間の脳は、実際に外部にある情報のほんの一部分しか認識されていないのです。

 脳生理学では、情報を選別する機能をRAS(網様体賦活システム)と呼びます。そして、RASの働きでシャットアウトされている情報がスコトマ(盲点)なのです。

 人は、真実に基づいて行動しているのではありません。真実と思い込んだものに基づいて行動しているのです。

 このフィルターを取り換えるには、イメージ化が有効です。あなたの理想とするもの・達成したいことを肯定的に既に実現しているものとしてイメージしてみてください。フィルターが少しずつ変化していくはずです。

 

《NLPコーチング》

 コーチングを社員研修に取り入れるようになって20年になります。きっかけは、人事考課制度の各組織への導入でした。

 人事考課制度のポイントは2つあります。一つは制度設計ですが、ルールの設定と人事考課シートの作成です。こちらのほうは、型をつくる作業になりますが、比較的簡単に出来ます。難しいのは、ポイントの二つ目の制度運用です。

 恥ずかしい話ですが、当時制度設計までは上手く進むのですが、運用がスムースにいきませんでした。色々な課題があったとは思います。

 そこで、コーチングのスキルを使ってみることにしました。ご存知のように、コーチングとは【クライアントの目標達成のお手伝い】をすることです。当時、人事考課制度の運用で特に難しいのが【目標評価】でした。コーチングの考え方をしっかり伝えてることと、制度運用の納得感を高めることで少しずつ組織活動になじんでいきました。

 コーチングの目的は、先ほども書きましたが【目標達成のお手伝い】です。チャレンジ目標を設定して、目標達成のプロセスをショートタイムで確認する作業になります。ただ、組織の規模が大きくなるとメンタル的に弱っている社員の方々も現実にいますが、そのような方々にチャレンジ目標の設定を求めても難しいケースもあります。本来のコーチングからは外れますが、その際は【NLP】のスキルによってメンタル面で弱った社員が元気になるようにサポートします。

 理想的には元気で積極的で熱い社員の組織と考えますが、弱っている社員が存在することも事実です。コーチングを有効に活用することで活力ある組織を創造することが可能です。