コーチング」カテゴリーアーカイブ

《成功とセルフイメージ》

 『仕事でのビッグプロジェクト』の依頼に対して、『無理・無理、出来ない』と感じるか『チャンス、出来る』と感じるかは、人によって違います。

 ある出来事に対して、あるいはこれからチャレンジしようとすることに対して、【出来る】とか【出来ない】というように人によって感じ方が違うのは、外部から入ってくる情報をチェックするフィルターが違うためです。

 このフィルターは、セルフトークを繰り返すことによりビリーフ(思い込み・信念)としてつくられますが、このフィルターが厄介者なのです。

 フィルターの機能としては、【自分には必要ないと思い込んでいる情報をシャットアウトすることです】。人間の脳は、実際に外部にある情報のほんの一部分しか認識されていないのです。

 脳生理学では、情報を選別する機能をRAS(網様体賦活システム)と呼びます。そして、RASの働きでシャットアウトされている情報がスコトマ(盲点)なのです。

 人は、真実に基づいて行動しているのではありません。真実と思い込んだものに基づいて行動しているのです。

 このフィルターを取り換えるには、イメージ化が有効です。あなたの理想とするもの・達成したいことを肯定的に既に実現しているものとしてイメージしてみてください。フィルターが少しずつ変化していくはずです。

 

《NLPコーチング》

 コーチングを社員研修に取り入れるようになって20年になります。きっかけは、人事考課制度の各組織への導入でした。

 人事考課制度のポイントは2つあります。一つは制度設計ですが、ルールの設定と人事考課シートの作成です。こちらのほうは、型をつくる作業になりますが、比較的簡単に出来ます。難しいのは、ポイントの二つ目の制度運用です。

 恥ずかしい話ですが、当時制度設計までは上手く進むのですが、運用がスムースにいきませんでした。色々な課題があったとは思います。

 そこで、コーチングのスキルを使ってみることにしました。ご存知のように、コーチングとは【クライアントの目標達成のお手伝い】をすることです。当時、人事考課制度の運用で特に難しいのが【目標評価】でした。コーチングの考え方をしっかり伝えてることと、制度運用の納得感を高めることで少しずつ組織活動になじんでいきました。

 コーチングの目的は、先ほども書きましたが【目標達成のお手伝い】です。チャレンジ目標を設定して、目標達成のプロセスをショートタイムで確認する作業になります。ただ、組織の規模が大きくなるとメンタル的に弱っている社員の方々も現実にいますが、そのような方々にチャレンジ目標の設定を求めても難しいケースもあります。本来のコーチングからは外れますが、その際は【NLP】のスキルによってメンタル面で弱った社員が元気になるようにサポートします。

 理想的には元気で積極的で熱い社員の組織と考えますが、弱っている社員が存在することも事実です。コーチングを有効に活用することで活力ある組織を創造することが可能です。 

《今に集中する》

 コーチングでは《今に集中しましょう》と、時々言います。

 例えば、あなたはこんな考え方をしていませんか?
『転職すれば、今の状況から逃れることができるのではないだろうか』
『この人と別れさえすれば、もっと素敵な人が現れるのではないだろうか』
『結婚すれば、今の環境から抜け出せるのではないだろうか』

『~~であったら』『~~でさえなかったら』といった発想にはきりがありません。

 それは、あなた自身が『今を生きていない』ということです。
 『今を生きることができない』から、あなたの想いは過去や未来に飛び、過去のことを思い出しては後悔し、未来に対しては不安を感じてしまうという悪循環に陥っているのです。

 そんな状態から脱出するには、『今を生きることに集中』する必要があります。
 過去を変えることは難しいです。変えることが出来るのは今の現実です。未来に対して不安を感じるのではなくて、今、出来ることに集中してみましょう。

《ビリーフの力》

 人間の神経系は、『真実だと考えたりイメージした』ことに適切に反応するようにできています。ポイントは、『真実だと思い込んだこと』の影響を受けるということです・・・・・真実ではないのに!

 私も、幼稚園に入るころ身体が弱くて1年くらい医者に通院して治療を受けていました。小学校に入ってからもしばらくは、体育の授業は見学。いつの間にか、『自分は身体が弱いのだ』と思い込むようになりました。ところが、小学三年生の時に学校が合併になって、新築の校舎・新しい先生・新しい友達と私を取り巻く環境が激変したのです。

 そして、体の弱い自分を知っている人たちも少なくなり、先生や友達は『私に普通に接してくれました』。こうして体育の授業やクラブ活動を通常に行っていくうちに『身体の弱い自分』って何だったろうと感じ始めました。

 今考えると、《ビリーフ》の影響を受けていたのだと思います。この《ビリーフ》をポジティブに利用することもできると思います。砂糖でつくった錠剤を『とても良く効く薬ですよ』と与えられた患者さんに、本物の薬と同様の効果を発揮するというプラシーボ効果のようにです。

 さて、あなたにマイナスの影響を与えている《ビリーフ》はありませんか?
 

 

《コーチングとカウンセリング》

 コーチングは【コーチ】の語源からきていますが、【コーチ】とは【馬車】を意味します。現代では、馬車に代わるものはタクシーということになると思いますが、あなたがタクシーに乗った時に必ず訊かれることがありますね!

 『どちらまでですか?』そしてあなたは答えます。『〇〇〇までお願いいます。』通常タクシーに乗るときには《目的地》があるのです。従って、コーチングにも、目的・目標・理想像が必要なのです。

※みずから目標を設定して、その目標達成を支援するのが《コーチング》なんです。

 わたしは、長らく中小企業に人事考課制度運用の一環としてコーチングを実施してきました。私の個人的な感想ですが、コーチングは、比較的メンタルが強くて目標が明確に設定できる人には効果的に働きます。一方、メンタル的に弱っている人(最近多いと感じています)には、《カウンセリング》のスキルを使用することが大切だと思います。

 イメージとしては、マイナス状態の人をプラマイ0まで回復させることが《カウンセリング》だと私なりに理解しています。《コーチング》と《カウンセリング》は区別して使用したいものです。

 メンタル的に弱っている人に《目 標》を求めても中々うまくいきません。どうも目標設定が難しいようです。このような場合には、【傾 聴】【バックトラック】
【共感言葉】などのスキルを使用して少しずつ回復させていきます。自分自身の中にある抑圧された感情を言葉にできると、少しずつ変化するようです。

 この分野では、今NLPが注目されています。巻き戻し法・パートと向き合う・リフレーミング・タイムライン等いろいろなワークが準備されています。

 組織運営の一つとして、《コーチング》と《カウンセリング》を上手に使ってください。
 

《わかっているけど・・・・!》

 正しいことを言っても役に立たない。
 私が私自身に、いまよりも一時間早く起きてドイツ語の勉強をすればよろしいと言ったとします。
 これは絶対正しいですけど、絶対やれない。
 あるいは、親子でもめている人に『お母さん、もう少し優しくしてください』といっても、それは正しいですけど、優しくできないから困っているんです。

 河合隼雄氏のコメントです。

 考えてみると、世の中には『わかっているけど、出来ない』ことが、たくさんあるかもしれません。セルフコーチングでは、イメージ化とビジュアライゼーションの技術を使って、まず内面を変化させて行動を変えていくというアプローチをとります。これを《インサイドアウト》と呼びます。
 まずは、知識、次に気づき、そして行動の変化へと導いていきます。

 一方《アウトサイドイン》は、形から入るということですが、環境、態度、言葉といった外部の状況から変えていくことをいいます。《インサイドアウト》・《アウトサイドイン》どちらもメリット・デメリットがあります。当然のことですが、両面からのアプローチが効果的なことはもちろんです。

 コーチングも学べは学ぶほど奥が深いです。

《セルフイメージを考える》

 『汝、己を知れ』・・・・よく使われる言葉ですね!
 自分自身の事って意外と気付いてないことが多いような気がします。

 一般的にセルフイメージは、無意識下(潜在意識下)に形成されると言われています。そして、私たちの行動をコントロールします。

 もう少し具体的に言えば、無意識下に形成されたセルフイメージのどおりに行動し、また無意識下のセルフイメージが実現されていくということになります。従って、無意識下にどのようなセルフイメージを持っているかが、とても重要なのです。

 質問1
  あなたは、一言でいうとどんな人ですか?
  ・・・・・
  ・・・・・
 質問2
  そのような人になった、何かキッカケや出来事はありますか?
  ・・・・・
  ・・・・・
 質問3
  おなたは、人に『どのような人に』見られたいですか?
  ・・・・・
  ・・・・・
 質問4
  あなたは、自分のどんなところを知られたくないですか?
  ・・・・・
  ・・・・・
 質問5
  理想の自分を手に入れるために必要なものは何ですか?
  ・・・・・
  ・・・・・
 質問6
  理想の自分を手にするための行動を止めているものは何ですか?
  ・・・・・
  ・・・・・

 以上の質問に答えることで、何か気付くことが出来たらと思います。

 

 

 

 

《強みを活かそう》

最高の成果を生み出す・・・6つのステップ  マーカス・バッキンガム著より

“さあ、立ち上がろう”

私はこう信じている。
あなたはあなた独自の強みを持っている。
あなたとまったく同じ内容の強みを持っている人はほかにいない。
強みを活かすことに大半の時間を使えるようになったとき、あなたの生産性、創造性、集中力はもっとも高まり、あなたは寛大で柔軟になれる。
そうなればあなたの顧客も、同僚も、会社も、そしてあなた自身も勝利を収める。誰もが勝利を収める。
しかし結局のところ、私がどう信じているかは重要ではない。重要なのは、あなたがどう信じるかだけだ。
今日とちがう明日を迎えよう。明日は今日より力強く生きよう。自分にこう問いかけて明日を始めよう・・・・『自分の強みは何だろう。その強みを活かすために今日できることは何だろう』そして毎日を同じように始めよう。あなたは以前からずっと自分の強みを知っていた。自分の中に何があるかを知っていた。その強みを信じ、その強みを誇りとして、立ち上がろう。

《書き出してみる》

 私の研修の多くは“本人の気づき”を大切にしています。そのための手法としては【書き出す】というワークを実施しています。

 例えば・・・・
 あなたの目標を明確に書き出してください。
 あなたの今の感情と向き合って、その感情を書き出してください。
 あなたの強みを書き出してください。
 あなたの短所を書いてみてください。
 等々です。

 作家の五木寛之さんは、うつ状態のときに【喜びノート】を一日の終わりに書いていたと、本に紹介しています。

 書き出す作業は、頭の中にある色んな情報をアウトプットすることで、『ぼんやりしたものを明確にする』効果があるように感じます。それと同時に書き出した内容を目を通じて再度インプットすることで再確認ができます。

 日頃書き出すということが、ついつい疎かになっているような気がします。

 時には、書き出すことに意識を向けてみることも大切かもしれません。

《無意識の力》

 意識レベル・無意識レベルについてはご存知でしょうか?

 私は、意識レベルと無意識レベルについては【氷 山】の絵を描いて説明をします。そして、氷山が海水面から出ていて見えている部分を【意識レベル】、海水面の下で沈んでいて見えていない部分を【無意識レベル】と話します。まずは、ボリューム感を伝えたくて氷山を例にします。ある説によれば意識レベルは全体の数%であり、ほとんどは無意識レベルなのだそうです。そして、私たちの行動は、無意識レベルによってコントロールされています。

 それでは、無意識レベルにはどのようなものが保管されているのでしょうか。例えば、【行動習慣】 【思考習慣】 【セルフイメージ】 【言葉】等が、意識レベルの知覚活動を通じて蓄積されています。習慣というのは便利なもので、最初は意識しないと出来ないのですが、何度も何度も意識して繰返すことで無意識に出来るようになります。無意識で出来るようになったことを意識してしまうと逆に変なことになったりします。また“自分はこうなんだという思い込み”も、セルフイメージとして保管されています。

 問題なのは、無意識レベルの習慣やセルフイメージは、否定されたり・修正されることなく素直にそのまま実行(実現)されてしまうということです。たとえ誤っていたとしてもです。そこで重要なことは、無意識レベルの中に【望ましい習慣】や【理想のセルフイメージ】をどのようにして落し込んでいくかということですが、それは、イメージ化とビジュアル化によって可能になります。

 セルフコーチングでは、アファメーションというスキルを使って実行します。

 アファメーションについては次回に書いてみたいと思います。