《目標設定と動機づけ》

 組織目標、個人目標を設定して業務に臨むといったことは日常に行われていることと思います。そこで、まずは目標管理の流れを確認してみましょう。

➀目標設定 会社目標⇒部門目標⇒課目標⇒チーム目標⇒個人目標
 留意したいことは目標の連鎖です。個人目標が達成されることでチーム目標が達成され、チーム目標が達成されることで課目標が達成され、課目標が達成されることで部門目標が達成されるといったように、下位の目標が達成されると同時に上位目標が達成されるといった仕組みが大切になります。従って上位を意識して上位目標の達成に貢献する目標を設定することになります。

➁管理 目標を設定した後は、プロセスに対してショートタイムで確認をすることになります。実行計画書通りうまく進んでいるのかどうか、トラブル等無いのか仮説検証のアプローチで進めていきます。

➂フィードバック プロセスや結果に対してのフィードバックはとても大切です。実行計画書に基づいて何らかの行動をするわけですから、その行動に対する反応が必ずあります。そして、その反応はポジティブであったり、ネガティブであったりします。ポジティブな反応が返ってくれば動機付けは上がります。逆にネガティブな反応の場合には動機付けは一時的に下がってしまいます。大事なことはその後の対応です。反省と改善をすることで動機付けはふたたび上がることがわかっています。失敗から学んで工夫・改善をしながら前に進んでいくことを意識してください。きっと、モチベーションが維持されるはずです。

 最後にですが、結果は変えることは出来ません、結果が出る前工程(プロセス)のクオリティーを高めることが良い結果を出すことにつながります。プロセス管理を徹底してください。