《目標管理と問題解決》

 問題の解決にあたって、あなたはどのようなアプローチをとっていますか。

 まずは問題の把握からスタートしていると思いますが、問題は大きく分けて二つあります。一つは既に発生している【顕在化された問題】、二つ目は【潜在的な問題】です。どちらも解決しなければならない事ですが、予防的な視点で考えれば【潜在的な問題】を早期に発見して対策を打つことがより重要となります。
 
 問題を発見したら次に何をすべきでしょうか?『困ったぞ。どうしよう』といったように、解決策にすぐ思考が向かいがちですが、(トラブル・クレーム等すぐに対応が必要な場合もあります)一旦何が原因で困った事象が起きているのかを冷静に分析する必要があります。できれば色々な角度から、そして色んな人たちの視点で原因を突き止めましょう。大切なことは、《犯人捜しにならないこと》と《多くの要因をみつけること》です。そして、みつけた要因に優先順位を設定して優先順位の高い要因から対策を考えていきます。次に、解決の為の目標を設定して具体的行動に落し込んでいきます。あとは具体的行動に対して質問を繰り返しながら解決に向けて進んでいきます。

 例えば、上司が部下の具体的な行動に対してどのような質問をしたらよいでしょうか?
 『あなたは、解決に向けて具体的行動を描きましたが、この行動をすることで解決できますか?』
 実際に行動をしてみないと結果の確認は出来ないのですが、まずは仮説を立案する段階でクオリティーの高い行動にするために上記のような質問を繰り返します。

 これらの事は、【結果の前工程であるプロセス行動】の重要性を説明しています。目標管理の運用の際には意識してみたいものです。