《ポジティブ・ネガティブ》について

   今日は、ポジティブ・ネガティブについて考えてみたいと思います。

   まずは、【ポジティブとは肯定的な表現】【ネガティブとは否定的な表現】このように一旦定義してみたいと思います。
※例えば肯定的表現・・・・・・・・・・・・好き・楽しい・嬉しい・出来る等積極的な感じ
※例えば否定的表現・・・・・・・・・・・・嫌い・辛い・悲しい・やりたくない等消極的な感じ

   時々本等に記載されている例でいうと、【アフリカに靴を売りに行ったセールスマン】
肯定的表現・・・・・・・・誰も靴を履いていないから沢山売れるぞ!
   否定的表現・・・・・・・・誰もくつなんか履いたことがないから売れるわけが無い!
他の例では、【夕食のシーンで奥さんが一生懸命に作った夕食をただ黙々と食べている】
肯定的表現・・・・・・・・私の料理がとっても美味しいので夢中で食べている!
否定的表現・・・・・・・・私の料理がまずいので、一言のほめ言葉もない!

   以前テレビを見ていたら、ビジネスコーチの方が(名前は忘れてしまいました)出演していて興味深いお話をされました。簡単に説明をすると野球の日本シリーズでの出来事を例にして話をするのですが、御存知のようにセリーグの優勝チームとパリーグの優勝チームが日本一を掛けて対決するわけですね。ある年の日本シリーズでパリーグのチームのピッチャーが素晴らしい投手でセリーグのバッターがナカナカ打てないということが有りました。分析をするとインコース高めのボールにやられていることが分かったんです。そこでバッティングコーチがこのようにします指示を出します。『インコース高めの球に手を出すな』と、結果はというと上手くいかなかったようです。このコーチの指示は、否定的な表現【ネガティブ】になっています。もし、肯定的表現【ポジティブ】な指示を出すとしたら、どのような言葉を使ったらいいのでしょうか?
   こんな表現はいかがでしょうか。『低めの球を打て』

   テレビに出演されたいたビジネスコーチの方は、陸上競技の世界で【ポジティブ】な指示を出した場合と【ネガティブ】な指示を出した場合でタイムに差が出るということを話されていました。もちろん、【ポジティブ】な指示のほうが好タイムです。