《ジョブ型の給与体系》

 【成果で報酬・来年四月導入】・・・読売新聞の記事より
 
 損保大手のSOMPOホールディングスは、2021年4月から、能力や成果に応じて報酬などを決める『ジョブ型の給与体系』を導入する。ホールディングスの全部長約20人から始め、順次広げていく方針だ。

 年齢や勤続年数に応じた報酬を廃止し、転職した場合の市場価値などを参考に給与水準を決める。報酬のうち25%が賞与として支払われる額の目安となるが、賞与は成果に応じて最大2倍になる一方、ゼロになる可能性もあるという。

 21年中には傘下事業会社の損保ジャパンの部長約300人にもジョブ型を導入。22年以降はその他の管理職や、資産運用やデジタルなど専門性の高い分野の社員にも適用し、社員の意欲を引き出す狙いだ。

 SOMPOは、デジタルや介護などの事業拡大で、中途採用者を増やしている。ジョブ型の本格的な採用で、外部からの優秀な人材の確保にもつなげたい考えだ。

※年功型の給与体系からの移行のようです。多くの中堅企業は、ずいぶん前に着手しすでにジョブ型の給与体系への移行は済ませていることと思います。会社の規模が大きくなるに従って移行が難しいということを感じました。
 職務能力の評価については色々な視点からの評価方法が既にありますが、成果の評価については、まずは何を成果とするのかを明確にすることがポイントになると考えます。