《離職率を考える》

 今週・来週と施設にお伺いして“職員個別面接”の業務が続きます。今日は岩手県の社会福祉法人I会で9時~17時まで、職員一人20分の持ち時間で実施しておりました。

 面接は、私と職員と施設長の3者面接で行っていますが、チャレンジ目標シート・業務質問表の二つのシートを使用して進めていきます。目標シートについては、上期の内容の確認が中心になりますし、業務質問表は日常業務での問題点を事前に記入した上で面談に臨んで頂きます。

 ここの施設では4日間で約100名弱の職員と個別面接を行いますが、実施するようになってから早10年程になります。御一緒して頂きます施設長も二代目になりました。最後に必ず施設長から一言を頂戴しますが、施設長にも大変御苦労をかけています。

 最近、医療・福祉法人の離職率が取り上げられますが、ここの法人は今年は4月以降【離職者0】だそうです。1年1回の面接ですが、毎年同じ顔ぶれです。離職率が極めて少ない状況です。丁寧な面接が直接的な要因だとは申しませんが、トップが定期的に職員の話を聴くという姿勢はとても大切なのではないかと、痛感しています。

 しばらく面接が続きますが、楽しみながら実施したいと思います。