《個人力からチーム力へ》

 チームとしての業績・成果が問われるようになって随分となりますが、今一度考えてみたいと思います。

 私が就職した当時(1980年代)は、個人の能力を高めるための教育と評価が主だったように感じます。時代背景としては、オイルショックが落ち着いてバブルに向かっていった頃で、勢いがあったように思います。

 その後、バブルがはじけて世の中は少しネガティブな時代になり、個々のがんばりだけでは、なかなか業績・成果が出にくくなりました。そこで個人からチームへのシフトが各企業で起き始め、それに伴い人事制度もチーム力を高めるものに変化し、給与体系・人事評価・目標管理等の修正がおきました。

 チーム力を高めるために大きな影響力を持つ存在は、【チームリーダー】です。リーダーシップが重要になるため、弊社でもここ20年位中小企業のリーダー研修を数多く実施してきました。

 ポイントは【個々人の長所に着目すること】【チーム目標を明確に示すこと】【参加型のチーム管理にすること】等でしょうか!

 従来の励まし型マネジメント、『頑張れ』『俺についてこい』『相談にのるよ』的な手法が通用しなくなりました。

 今一度、わが社のマネジメントスタイルの確認が必要かもしれません。