『自己対話』と『自己イメージ』

 今日は、私が以前受講したセミナーの時にメモしていたことで『自己対話』と『自己イメージ』に関しての内容を書いてみたいと思います。

※自己イメージは自己対話によってつくられます。
※自己イメージが低ければ、あなたは低いイメージ通りの人間になってしまいます。
※自己イメージを高めるために、自己対話に注目しましょう。

 私たちの思考パターンを調べると『自己対話』で、いかに自己イメージを築き上げ、時にはそれを修正しているか、がわかります。

 『自己対話』とは
 自分の行動を声に出して、または心の中で評価すること。『自己対話』は、自己イメージを潜在意識に刷り込む重要な役割をする。

 こんなエピソードがあります。
 モーツアルトは、はじめて交響曲を作曲する18歳の若い音楽家に作曲の為の何かヒントを与えてくれるように頼まれた。彼は、その若者が作曲の経験が全くないと聞き、もっと簡単な曲から始めるように勧めた。すると、その若者が『しかし先生、あなたは9歳のころ最初の交響曲を作曲していますね。』と、言ったモーツアルトは『その通りです。しかし私は誰にも、どうしたら良いかと尋ねたことはありません。』

 これは、『自己対話』で強化された高い自尊心の一例といえるでしょう。

 今日は、セミナーの時のメモから『自己対話』と『自己イメージ』について書いてみました。