《マインドマップ》について

 最近、あるプログで『マインドマップ』トニープザン著が紹介されていました。数年前に私も購入して興味深く読んだ記憶があります。
 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私のなかでは頭の中の【イメージ】とか【アイデア】等を地図のように展開していくものといった感覚です。やり方は、大きな白い紙を用意して真中に❍を記入してスタートです。次は、❍の中に≪キーワード≫を書き込み≪キーワード≫から連想する言葉を、放射状に自由にドンドン書き足していく、といった感じです。
 本の中では、センターの❍に≪幸せ≫というキーワードを記入して連想する言葉を書き込んでいくという事例が紹介されていました。その中で、≪幸せ≫のキーワードに対してたくさんの言葉が書いてありましたが、その中の一つに【チョコレートを食べている時】というものがありました。数年前に読んだ本ですが『人の価値観って色々なんだ』って改めて気付かされ、いまだに記憶で残っているということは、目から入ってくる《絵》としての情報が効果的だったのでしょうか。

 問題解決のプロセス・ノートを取る・会議等色々な場面で応用が出来ると感じていますが、以前読売新聞の記事に『マインドマップ』を使用しての授業が紹介されていました。
 東京都羽村市の中学校です。以下記事より
 関根教諭は『俳句や文学作品を読んで、作者や登場人物の気持ちを考える際、自由にイメージを拡げる手助けとなる。頭の中が整理できるので、鑑賞文や作文を書くときも取りかかりやすい』と、導入3年目の成果を語っています。

 私は、セミナーで話をする際に『マインドマップ』で内容を整理して臨んでいます。直線的なノートと違って、一目で全体が一覧できるので都合がいいです。