《言葉について考える》Ⅱ

 今日も引き続き【言葉】について考えてみたいと思います。

 人は、言語 ⇒ イメージ ⇒ 感情 ⇒【自己イメージ形成】というようなステップをとると言われています。メラビアンの法則によると、言語はコミュニケーションにおいては7%の影響力しかないといわれていますが、【自己イメージの形成】のステップという側面から判断すると、入口の部分ですから多大な影響力があると考えられます。

 それでは、ここで質問です。
 あなたは、普段どのような言葉を使っていますか?
 ポジティブワード・ネガティブワード
 肯定的表現・否定的表現
 建設的言葉・破壊的言葉

 如何でしょうか。どちらかの方に偏っていませんか?。
 
 次のような場面をイメージしてみて下さい。【あなたは市役所の窓口の職員です】
 
 窓口に住所移転の手続きに市民の方がいらっしゃいました。
 ところが、手続きの為の書類がひとつ不足しています。
 ≪その時、あなたはどう言いますか?≫
 ①『●●の書類がないので、出来ません』
 ②『●●の書類があると、すぐ出来ます』

 言葉は少し意識をすることで違った印象を、相手にも自分に与えることが出来ます。
 『喧嘩しないでね』 ⇒ 『仲良くしてね』
 『ちらかさないでね』 ⇒ 『きれいに片づけてね』
 『夜中に騒がないでね』 ⇒ 『夜は静かにね』

 無意識に『私には、無理、出来ない』という言葉を使っていると、確固たる自己イメージが出来上がってしまい、仕舞には恐ろしいことに【出来ることも出来なくなってしまいます】
 言葉には力があります。意識して使いたいものです。

《言葉について考える》

 久しぶりの書き込みです。六月は出張が多くてサボってしまいましたね!

 今日は、言語について考えてみたいと思いますが、メラビアンの法則によると、コミュニケーションに占める伝達方法には【目からの伝達】【耳からの伝達】【言語での伝達】と大きく分けると三つになりますが、それぞれ 目から⇒55% 耳から⇒38% 言語⇒7%の影響力になるのだそうです。目からの伝達としては、ボディー・ランゲージやアイ・コンタクトがあります。耳からの伝達としては、声の大きさや話すスピード等になりますが、自信満々に大きな声でしゃべるか、小さな声でボソボソしゃべるかで、ずいぶん印象が変わるものです。ちなみに【言葉】は7%の影響力なのだそうです。

 このように説明をすると、『言葉ってあまり影響力がないから大切じゃないんだ』と考える方もいるかと思いますが、私はこのように考えます。『7%の影響力しかないから、言葉を大切にして、磨きをかけてピカピカにしたい!』と・・・・・・。
 会話をしていて、《相手からたくさんの言葉を投げかけられ》『ところで、あなたは何を伝えたいの?』と問い返した経験はありませんか。多くの言葉を使ったからといって、相手に伝わるとはかぎりません。

 次回は、もう少し言葉について触れてみたいと思います。
 言語 ⇒ イメージ ⇒ 感情

《福祉経営を考える》

 今月は、幹事をしている社会福祉法人(老人福祉)とNPО法人(障がい者)の監査と理事会に出席しました。財務状況は良好なのですが、組織経営と組織の管理という面で色々と考えることがありました。

 御存知のように平成12年に介護保険制度が導入されて早いもので10年以上が経過しました。途中制度改正を重ねて現在に至っていますが、各施設の状況も導入当初は“護送船団方式”による【組織の管理】といった印象がとても強かったのですが、最近はそれぞれの施設の個性が出てきてるように感じます。いわゆる各組織の経営戦略の違いが差として見えるようになってきているのだと思います。

 そこで、【組織の永続】の為にすべきことは何か!ということになるわけですが、まずは“人・物・金”の蓄積が考えられます。理事会等福祉の現場では“財産の蓄積”を、あまり歓迎しない雰囲気があるのです。介護保険導入以前は、措置費として税金が投入され使い切りが慣例となっていたことが未だに影響しているのではないかと思います。使い切るという【管理的思考】からコストパフォーマンスを重視した【経営的思考】に役員・幹部職員は頭を切替えることが大切だと感じました。

 あるトップの方が『私が在職している間は盤石な運営が出来ると思うけど、いずれ後輩たちに引継ぐことになるし、彼らが10年先20年先安定した経営が出来るよう考えている。』とおしゃっていました。

 『お金を貯めるのは難しい。使うのは簡単』なんでしょうね。

《発想・構想の転換》

 最近“はっ”と感じたことを三っつばかり書きます。

 【デザインオリエント】という発想
 一般的には、商品があって⇒切り口・特徴があって⇒コマーシャルが出来ると考えますが、【デザインオリエント】とは、コマーシャルを先に作成して次にそのコマーシャルに合わせた商品を後からつくる、という考え方です。

 【ブレークスルー思考】
 大きいものを小さく。小さいものを大きく。四角いものを丸に。丸いものを三角にするという発想。

 【未完成商品を売る】
 お客様には未完成の商品を売却して、その後完成に向けて一緒に進めていく。

 パラダイムシフトとでも言った方がよろしいでしょうか!
 最近気がついたことを書きました。

《快適ゾーンという壁》

 人は、頭の中に《快適ゾーン》というイメージを持っています。この《快適ゾーン》という壁が、人の能力発揮を制限していますが、セルフチェックリストをご案内しますので、まずは確認をしてみてください。

 【快適ゾーンチェック項目】
1 自分の仕事領域は何としても自分だけで守りたい
2 過去の栄光が忘れられない
3 自分の常識は絶対である
4 変化に対する情報にうとい
5 何も考えなくても毎日過ごせる
6 目的を忘れて他のことをことをしてしまう
7 自分の責任の範囲でしか仕事をとらえない
8 現状の仕事のやり方がベストだと思っている
9 変革という言葉に恐れを感じる
10 仕事の流れや方法にあまり疑問を持ったことがない

 以上の質問項目に5以上“はい”に該当するようだと、要注意かもしれません。

《サイコサイバネティクス》

 マクスウェル・マルツ博士の《サイコサイバネティクス》についてご紹介したいと思います。

 【エンドリザルト】目的志向
 【テレオロジカル】誘導装置
※人間は自分が設定した目標や目的に向かって行動する習性を持っている。
※目標や目的がないと、軌道修正のメカニズムが働かない。
※目標をもたないと、組織も個人も他人の管理下で生きなければならなくなる。

 サイコサイバネティクスに基づいた、“目的志向”の考え方をコンパクトにまとめてみましたが、私たちは『常に目標を確保する機能』目的に向かって進む性質を持っています。私たちの人生の質や成功は、自分が充分に考えて目標設定しているか、他人に自分の目標設定を任せているか、また最悪の場合環境に委ねているかによって決まります。
 このようなことは、何故私たちが明確な目標を持つことが重要なのかを示しています。目標が明確であればあるほど、正確なフィードバックがなされて、軌道修正のメカニズムが働くのです。また、目標のイメージがイキイキとし明るいものであればあるほど、私たちはその目標に向かってより早く進んでいくのです。
 まずは、最終結果【エンドリザルト】としての目標から始めましょう。イキイキと鮮明に自分が欲しているものを明確に設定して下さい。

《セミナーの内容について》

 五月と七月に【経営セミナー】を企画しておりますが、内容についてふれてみたいと思います。

 大きく分けて、二つのコンテントを準備していますが、一つは【給与体系】です。ここ十数年“単一型の職能給”を提案・運用指導を実施してきましてが、給与体系の原型は“弥冨式”と呼ばれるものです。“弥冨式給与体系”の優れている点は、【年齢給】が体系の中に入っていないことだと思います。現在のような厳しい経済環境に適応できる考え方です。ただ、給与体系も時代にマッチしなくなってきますから、定期的にメンテナンスやリニューアルが必要になります。十数年前の給与体系と現在の給与体系を比較すると随分と変化しております。
 セミナーでは、個人の成績とチームの成績を給与にどのように反映させるかを中心に進めます。等級基準書・成績別モデル賃金を参照しながら解りやすい研修内容となっています。

 いま一つは、【人事考課制度】についてですが、こちらのほうは“目標管理制度”を中心とした内容です。評価をシンプルに実施したいという思いがありまして、“スキルマトリックスシート”の評価シートをご案内する予定です。営業職・生産管理等のシートを見て頂きます。

 セミナーに関心のある方は、メールを頂戴出来れば幸いです。

《人事考課制度の目的》

 人事考課制度の狙い・目的について考えてみたいと思います。

 人事考課制度 ⇒ 何を考課するのか!※目標達成度※発揮能力※取組姿勢
    ↓
 何に使用するのか!
 ※昇給※昇格※昇進※賞与※配置※教育
    ↓
   目 的
 社員のレベルアップ
 社員のモラルアップ
 会社の業績アップ

 人事考課制度の狙い
     ↓
   目標 評価  ⇒ 努力の方向確認
   能力情意評価 ⇒ つもりの自分・はた目の自分の確認
            フィードバックによりギャップの修正

 頭の中にあるイメージを書き出してみました。

《勝つ意思》

 コーチングでは、【自己イメージ】とか【ビリーフ】という表現をしますが、《勝つ意思》についてのコメントを紹介します。

 負けと思えば、負け、勇気がなければ何もできない。本当は勝ちたいが、勝てないのではないかと思えば、まず失敗。
 負けるかもしれないと思えば、負けたも同じ。この世の中、成功は意思の力で始まる。すべては、気の持ちよう。
 一歩も走らぬうちに競争に負ける人が多い。働き始める前に、倒れてしまう臆病者も多い。
 考えを大きく持てば、行為も大きくなる。小さく考えると人に遅れる。『自分にはできるし、やってみせる』と考えよう。すべては気の持ちよう。
 自分が人に劣ると考えれば、本当に劣ってしまう。高く昇るには意識も高く。栄光を勝ち得るには、自分に自分に自信を持つこと。
 人生の勝者は必ずしもより強い者、より速い人とは限らない。ただ、遅かれ早かれ勝つ者は、自分が『勝てると思う人』である。

《諦めるな》

 世の中、うまくゆかぬことが多い。むしろうまくいくことのほうが少ない。

 《諦めるな》
  ことがうまく運ばない時【時々あることだが】
  たどる道が果てしない登り坂にみえる時
  資金が底をつき、負傷が肩に重くのしかかった時
  微笑みたいが、ため息しか出ない時
  心配ごとで気の滅入る時

  必要なら休むがよい【だが、諦めてはいけない】

  人は誰でも経験することだが、人生は複雑な迷路
  もう少し辛抱すれば成功したかもしれないのに、という失敗者が多い
  ペースが遅くみえても、諦めてはいけない
  もう一息で成功できるかもしれない
  成功は失敗の裏返し
  疑いという雲のウラにある銀の色
  遠いようでも、意外と近い
  打ちのめされた時こそ、粘り強く
  最悪と思った時こそ、諦めてはいけない