《5Sを考える》

 最近様々な現場に出かけて感じていることは、【5Sの大切さ】です。

 5Sとは、1整理・2整頓・3清掃・4清潔・5躾の5つの活動の組み合わせで、企業の基礎・基盤を形づくる重要な活動です。

 『たかが5S』とナメてかかったり、5Sが中途半端のまま新しい改善に手を出したりしても、感動経営は望めません。結局はふりだしにに戻って、やり直しをさせられるだけなのです。

 5Sができていない企業は、あれこれ手を出すのをやめて、まず5S一本に絞って集中的に活動し、成功軌道に乗せることが大切です。職場の風景が一変し、以前の乱雑・非効率な職場に二度と戻したくない、と皆が感じるようになったら成功です。

 5Sの4つのチェックポイント(次の4ポイントを見れば、5Sのレベルがわかります)
Ⅰ 床・・・・・欠陥がなく、汚れがすぐに取り除かれているか!
Ⅱ ホコリ・・・目より高い位置にホコリが付いていないか!
Ⅲ 机の上・・・書類が横積みになっていないか!
Ⅳ 工具箱・・・中が乱雑になっていないか!

 職場の環境を少し意識してみたいですね。