月別アーカイブ: 2020年1月

《離職を考える》

 コンビニやファミレスの24時間営業見直しという記事を見ると、人材採用の難しい状況が伝わってきます。振り返れば、私が学生時代“セブンイレブン”や“すかいらーく”が、24時間営業を展開していてとても賑わっていたという記憶があります。私も、時々深夜にお世話になりました。

 テレビで報道される学生のインタビューを聞くと、最近はSNSでの情報交換やコミュニケーションが主流になっていてファミレスをあまり利用しなくなっているようですが、よく利用した私としては時代の変化を感じます。

 話を戻して、人材採用の困難さと人手不足の問題ですが、厚生労働省の『若年者雇用実態調査』によると
※若年正社員が現在の会社から定年前に『転職したいと思っている』割合が27.6%
※性別にみると、男性が24.7%  女性が31.3%となっています。
 実に三分の一弱が転職を意識しているという結果です。

 克服すべき課題は、新規採用と離職防止の2つにあります。若年労働者の労働環境を整備することも大切ですが、【成長欲求感】【他者貢献感】を実感できるような職場環境にすることが急務と思います。

 

《住みたい田舎 1位 酒田市》

 こんな記事が紹介されていました。

 地方への移住に関する情報などを紹介する月刊誌『田舎暮らしの本』(宝島社)の二月号で特集された、2020年版『第8回住みたい田舎ベストランキング』で、酒田市が、人口10万人以上の『シニア世代が住みたい田舎』部門で全国第一位に輝いた。

 編集部が全国の自治体にアンケートを送り、移住者の受け入れ実績や、移住支援制度の充実、生活環境などの項目を点数化。人口10万人以上の『大きなまち』と、10万人未満の『小さなまち』ごとに、『総合』『若者世代』『子育て世代』『シニア世代』の各部門で順位をつけた。

 商業施設が整い、高度な医療を担う病院がある一方、鳥海山などの雄大な自然がある点が評価された。

 私も長年酒田市を拠点として活動をしていますが、確かに評価された点については共感ができます。他に付け加えるとすれば、食べ物が美味しいことですね。日本海で取れる魚介類や地元の豚肉等々食材は豊富です。普段どっぷり浸かっているとなかなか気が付かない【良さが】が、たくさんあります。

 最後に、酒田にお出でになったら是非【ラーメン】を食べてみてください。多くのラーメン店がありますが、ネットや口コミで美味しいラーメン店を発見して立ち寄ってください。

 たかがラーメン・されどラーメン、素晴らしい出会いがあるかもしれません。 

《人事考課とチェックリスト》

 弊社では、人事考課シートの一部に【職務チェックリスト】を採用しています。

 チェックリストの内容は、20項目程度として

※挨拶はできているか
※丁寧な言葉づかいか
※整理・整頓に努めているか
※時間は守っているか
※節約を意識しているか・・・等々ですが!

 注意していることは、言葉の意味を出来るだけ明確・具体的に伝えることです。

 例えば、整理とは必要のない物を捨てること、整頓とは置き場所を決めて使用後はそこに戻すこと。

 挨拶ができているとは、椅子に座ったまま挨拶をするのではなくて出社したら上司の席の前に行き、向き合って挨拶をすること。といったように自社の表現でかまわないので明確にする必要があります。

 自己評価⇒上司評価⇒フィードバックといったプロセスで人事考課・評価が実施されていると思いますが、自己評価と上司評価の間には少なからずギャップが生じていると思います。考課シートの表現を【社内語】で良いので《明確・具体的》にすることで改善できると思います。
 

 

《気になった広告》

 今年に入って“ちょっと気になる広告”を発見しました。

『ヤなことは見えない。』
 
『メンドーなことは話さない。』

『ツゴウのわるいことは聞こえない。』

※上手な人生の過ごし方に感じられました。

《令和二年明けましておめでとうございます。》

 新年明けましておめでとうございます。

 今年もお客様の発展と成長に貢献するために
 
 自らも切磋琢磨しながら高いクオリティーのサービスを

 提供し続けたいと考えています。

 引き続き今年も宜しくお願い致します。

 経営システム研究室  代表 佐藤幸弘