月別アーカイブ: 2013年7月

《自 信》

 日頃、《自尊心》とか《自信》について考えているのですが、九十七歳の“三津田富左子”さんの著書『元気が出る言葉』から引用します。

【自 信】
 何かしようとして自分に自信がもてないときは、
 あきらめるより仕方がない。
 それはそれとして、
 自分が最善と思うことを行うよりほかない。
 最善を尽くしていれば、そこから自信がわいてくる。
 そういうものである。

【他人の評価】
 自分がやってきたことを深く知っているのは、自分だけだ。
 頑張ったなと思えば、自分で自分を褒めてあげればよい。
 他人の評価など、問題にすることはない。

 私が特に気に入ったものですが、
【お葬式でやってほしいこと】
 お葬式のときに、どうしてもやってほしいことがある。
 お棺の蓋を閉じるときに、生き返ってないかどうか、
 もう一度確かめてほしいのだ。

 どうですか!

《昇進したくない世代》

 近年現場の第一線の方々からよく耳にすることは、『部下を昇進させても喜ばないんです』といったようなことです。最近の若者は、リーダーになって組織を動かしてやろう、という意気込みに少し欠けているような気がしているのは自分だけでしょうか!
 読売新聞の人生案内に次のような記事が掲載されていました。

 30代の会社員女性。四月から昇進して、新しい職場に変わりました。仕事量が膨大に増えて、毎日自分の能力を超える責任の重い仕事を要求されて、つらくてたまりません。
 私は、キャリアを積むより、自分の力の範囲内でコツコツ仕事をする方が向いていると思っています。子どもも早くほしいので、以前の職場なら、働きながら子育てができそうだと思っていました。夫は優しく家事に協力もしてくれます。
 しかし、自分の意志とは裏腹に前の上司の推薦で今の業務に就くことになりました。続けていれば確実にキャリアアップできる職位です。でも、毎日遅くまで仕事をして、帰ったらクタクタ。体調も崩れ、感情が抑えられず夫の前でしばしば泣いてしまいます。
 前の上司も今の上司も私を育てようとしてくれ、何とか頑張って期待に応えなければならないという責任を感じています。
 こんな泣き言をいう私は甘いのでしょうか。つらいばかりで前向きになれません。

 男性だから、女性だからということではなくて、昇進させるタイミングとかサポート体制が難しくなってきているのだと思います。

《やればできる》

誰かが男に向かって『そんなことはできるはずがない』と言った。
だが、男は含み笑いをしながら、『やってみなければわからない』と言った。
そして顔に笑みを浮かべ、課題に取りかかった。
内心は不安だったが、そんな素振りは見せず、歌を口ずさみながら、
『できるはずがない』ことに取りかかった。
そして、それを成し遂げた。

誰かが男に向かって『今まで誰もできなかったのだから、
そんなことはできるはずがない』と言った。
だが、男はまったく動じず、ひたすら自分を信じた。
そして次の瞬間、顔に笑みを浮かべ、歌を口ずさみながら、
『できるはずがない』ことに取りかかった。
そして、それを成し遂げた。

世の中には、『そんなことできるはずがない』と断言する人はたくさんいる。
また、『失敗するに決まっている』と明言する人もたくさんいる。
さらに、途中で危険が待ち受けていると予言する人もたくさんいる。
だが、とにかく課題に取りかかろう。
歌を口ずさみながら、『できるはずのない』ことに取りかかろう。
そうすれば、それはできる。

アレクサンダ―・ロックハートの詩より