《固定観念を超える》

 大学での勉強も四回を終了しました。

 講師の先生がソニーの出身の方で第四回目の授業では、NHKで30年前に放送した番組で、当時ソニーの代表である“盛田昭夫”さんにインタビューした動画を見せてくれました。10分程の番組でしたが、濃い内容のものでした。

 インタビューで盛田さんは2つの内容のことを話していました。
※一つは『売り方を考えろ』ということ。
 今風で表現すればマーケティングです。
 【ターゲット】【ポジショニング】【メッセージ】を考えることだと思いますが、当時は『良いものを作れば売れる』といった考え方が主流でしたので、盛田さんの話している内容は革新的でした。

※もう一つは『常識を疑え』です。
 製品・技術・サービスは、固定観念を超えた柔軟な発想から活路が生まれるものだと思います。カップめん・スマートフォン・ウオークマン等々驚きの製品が世の中に登場しました。組織の中に自由な発想を生む仕組み作りも大切なことのような気がしました。