《経営計画の策定》

 弊社で提供している《経営計画》は、小さな会社向けにパソコンを使用して一日程度で策定できるものです。決算が確定した時点で、新年度の計画を実績を考慮しながら積上げていきますが、計画する項目は次のようなものです。

※計画の項目
①売上計画 ②売掛回収計画 ③原価計画 ④買掛支払計画 ⑤人件費計画 ⑥経費計画 ⑦設備投資計画 ⑧借入計画 ⑨その他・・・といった項目の順に策定していきます。目的にしていることは≪一年先の予想利益≫と≪向こう一年間の月別の予測資金繰り≫を把握することです。計画段階で予想利益が赤字になったり、予測資金繰りがマイナスになったりした場合には、何度か修正を加えていきますが、そこでは正確さを求めるものではなくて、経営者の納得感だったり目標として機能するのかを重要視します。

 策定した経営計画は使い込むことが大事になるわけですが、まずは毎月試算表が出来た段階での予実比較の作業です。計画通りに進んでいるのか?未達成の場合にはどのようにして不足を埋めるのか!検討しなければなりません。ショートタイムチェックのマネジメントが求められているのです。

 コーチングでは“思考が現実化する”とか“人は目的志向な生きものだ”といいますが、経営計画という手法を使い目標を設定し管理・運用することは企業の発展に大いに役立つと実感しています。

 経営計画を運用して頂き、ここ数年で売上2.5倍 利益5倍を実現した建設業者、計画して半年で前年比20%増の売上を達成した飲食店と効果は確実に出ています。

 経営管理の一つの方法として《経営計画》は有効です。