《経営戦略と人材開発》

 今日は、企業経営について考えてみたいと思います。
 《一つの側面は経営戦略》平易な言葉を使うと『我社は何をして食べていくのか』ということに対して、仕掛けとか仕組みを創っていくことになりますね。『儲かる為の仕掛け』とか『儲かる為の仕組み創り』になると思いますが、ここ10年位SWОT分析の手法による戦略とビジョンビルティングをご案内してきました。
 御存知のように、SWОTというのは【強み】【弱み】の内部環境と【機会】【脅威】の外部環境の四つの頭文字を取ったものですが、何を目的に分析をするのかというと『変化対応』になります。プラスの外部環境の変化、マイナスの外部環境の変化に対して我社の強みを伸ばしたり、弱みを克服して変化対応して生き延びるということです。Jコッタ―は、リーダーのミッションは『変化をマネジメントすることだ』と言ってます。
 現場で、SWОT分析のプログラムを運用して気づくのは、会社によって我社の『強み』がたくさん出る会社と、我社の『弱み』がたくさん出る会社に分かれます。傾向として、我社の『強み』がたくさん出る会社のほうが業績が良いのです。『弱み』にフォーカスしている組織と『強み』にフォーカスしている組織の差が業績に反映されるわけですが、これから戦っていくにあたって、強みをしっかり把握して強化したほうが効率が良いということになります。
 さて、あなたの組織の方々は、どちらにファーカスしていますか?