《組織活動とリーダーシップ》

 組織活動を分解して、いくつかの部品にたとえた場合には次の4つが考えられます。
➊役割分担・適材適所(業務の視点)
➋モチベーション  (働く者の視点)
➌規則・取り決め  (組織内の視点)
➍リーダーシップ  (組織活動の視点む)
 以上4つの部品に故障がないかどうかを絶えずチェックすることがとても大切になります。
 
 組織活動の結果は、財務の視点で確認することができますが、結果が出るまでは時間が係るということを理解しておきましょう。特に組織が大きくなるにつれて【タイムラグ】も大きくなります。
 売り上げ、経常利益にマイナスの影響がではじめてから慌てても遅いということです。

 また、働く者の【意識改革】といったスローガンを掲げて組織に変化を起こそうとしますが、これも時間が係ります。よくあるケースでは、【コスト意識等】ですが、現場から数値に対して話が出るようになるまで数年の年月を要したりします。

 組織活動では、一般的に【目 標】を設定して一定の方向に導くことになりますが、その際も進捗状況を随時数値で確認する必要があります。何故ならば、数値という客観的な指標が無いと活動の結果が良かったかどうかの判断ができません。

 管理者に求めることは、目標を設定し活動の成果を数値で示してその達成責任を背負ってもらうことです。