《人事考課制度》

 組織を運営していくうえでは≪人事考課・評価≫は必要な制度であると考えていますが、日本生産性本部の最近の記事“新入社員の 春の意識調査”によると、ちょっと頭を抱えたくなるような結果でした。

 質問の内容は?

 “自分自身が希望する職場の給与体系は?”
 ≪年功序列型≫それとも≪能力主義型≫どちらを望みますか!

 それに対する全国の新社会人(会社員・公務員)200人の回答結果は次のようになっています。
※年功序列型・・・51%
※能力主義型・・・25%

 弊社では、仕事給の賃金体系を提案していますが、運用にあたっては《人事考課・評価》を大切にしています。何故なら仕事給の賃金体系においては、職務遂行能力・役割・業績等を適正に評価して昇給・昇格・昇進・賞与・教育・配属等に反映することになるからです。人事考課制度の運用によって、自分が求められている能力・期待されている役割・業績等が明確になります。社員一人ひとりの目的がハッキリすることで、結果的に活力ある組織が創造されることにつながると考えています。

 能力・役割・業績よりも≪年齢・経験≫を重視した賃金体系に問題があることに多くの方々は賛同してくれるものと思いますが、最近の若者たちの意識が変化してきているということは、事実として受け止めないといけないのでしょうね!