《仕事のできる人》

※肯定的な言葉を使いましょう!  “職場の教養より”

 仕事のできる人とできない人には、ある違いがあります。物事に対して、肯定的に捉えるか、否定的に捉えるか、ということです。

 上司から指示があった時、肯定的な人は、積極的に受け入れ、すぐに取りかかるので仕事がはかどります。否定的な人は、できない理由ばかりを探しがちです。では、つい否定的に捉えてしまう癖がある人は、どうすればよいでしょう。

 医学博士の佐藤富雄氏は、「肯定的で楽観的な言葉を第一声として発すると、脳は≪大丈夫なのだ≫と理解し、これでよい理由とか、うまくいく方法を次々と見つけ出していく。否定的な言葉を発すると、脳は残酷にも、その意向に沿って、ただちに≪できない理由≫を山ほど探す」と述べています。

 職場で必要な人材は、仕事のできる人です。それは、能力の差というより、仕事に取組む心の持ち方による部分が大きいのでしょう。

 ≪もしできなかったら≫と考える前に、“面白いですね” “きっとできます” といった肯定的な言葉とともに、前向きに仕事に取組んでいきたいものです。