《ミッション・ステートメント》

 十数年ぶりに再出版された“7つの習慣”を読んでいますが、今日はミッション・ステートメントについてご案内します。

 ある人のミッション・ステートメント
※まず家庭で成功しよう。
※どんなことがあっても正直でいよう。
※お世話になった人たちの恩を忘れずにいよう。
※毎年何か一つ新しいことを身につけよう。
※明日の仕事は今日計画しよう。
※待ち時間を有意義に使おう。
※常に前向きな姿勢でいよう。
※職場でも家でも規律正しくしよう。
※部下の成功を助けよう。
※自分の話す二倍の時間、人の話を聴こう。

 ミッション・ステートメントがあれば、変化に対応しながら生活できる。予断や偏見を持たずに現実を直視できる。周りの人々や出来事を型にはめずに、現実をありのままに受け止めることができるようになる。
 あなたが自分の人生におけるミッションを見いだし、意識できれば、あなたの内面に主体性の本質ができる。人生を方向づけるビジョンと価値観ができ、それに従って長期的・短期的な目標を立てることができる。個人のミッション・ステートメントは、正しい原則を土台とした個人の成文憲法である。この憲法に照らして、自分の時間、才能、労力を効果的に活用できているかどうかを判断することができるのだ。

 スティーブン・コピー『7つの習慣より』