《丁寧すぎる言葉》

 新入社員のマナー研修等の時期なんでしょうね。
 読売新聞の記事に“丁寧すぎる言葉 逆効果も”とありましので、ご紹介します。

 最近、違和感を覚える言葉遣いがある。『お会計をしてもらってもいいですか?』
 とくに忙しくなくても、『ビールのお代りをもらってもいいですか?』と注文する客もいる。『注文の追加は店側にとっては嬉しいことなのに、へりくだるような表現をされると、何だか申し訳ない』と店主は話す。
 本来なら『~して下さい』と依頼するところを『手伝ってもらっていい?』といったように、あえて遠慮がちに許可を求めるような表現が目立つ。
 
 仕事相手からの電話。『●●様の携帯でいらっしゃいますか?』 私は、携帯ではありません・・・・・!
 迎えの車が来たときに、『車が到着なさいました』
 弁当を買うと、『箸をおつけしてもよろしかったでしょうか?』
 記名が必要な時に、『お名前を頂戴してもよろしいでしょうか』いった例もあります。

 私も時々耳にしているような気がするのですが、慣れてしまっているせいか違和感がなかったりします。“ホテル椿山荘” “ガスト” “すかいらーく”等では、昨年から接客の敬語を学ぶ研修を行っているそうです。

 今一度、原点回帰して正しい言葉遣いを身につけたいものです。