《自尊心と競争》

 今週は、社内研修で三日間出張していました。研修の中に“自尊心”について考えて頂く部分があるのですが、ワークシートに“競争は悪いことでしょうか?”というテーマに答えて頂くものがあります。

 何故に“競争は悪いことでしょうか?”のワークシートを用意して受講生に答えて貰おうと考えたのか!という理由は、以前娘が小学生の時に運動会に応援に行って見学していた時に、なんだか私にとっては【不思議な風景が目に入ってきたのです】
 どのような景色なのか?と言いますと、よーいドンに始まってゴールを目指して走るのは私が経験した運動会と同じなのですが、ゴールした後で一着・二着と序列をつけないことなんです。ちょっと驚いたのですが、これが『今の小学校の教育方針なのか』と思ったのですが、何だか“モヤモヤ”したものが残ったので、以来皆さんにお聞きしてみようと考えた訳です。
 
 記入して頂いた内容を発表してもらうのですが、色々な考え方があることにまず驚かされます。大半は、序列をつけて上位の生徒をしっかり評価してあげるべき、という意見です。私もその考えに賛成です。“切磋琢磨”という言葉もあるように、競争から生まれる素晴らしいものがあるように思います。また、負けて悔しさを味わうことも大切なのではないでしようか!

 運動会だけでなくて、今教育の現場は変化しているのでしょうね!