《達成感》を考える

 先週末から、社内研修でお客様のところに出張しており書き込みが出来ませんでした。複数のお客様だったのですが、研修のテーマは【目標管理と業務改善】を中心に進めました。新年度ですから、業務課題を抽出してチーム目標に落とし込んで今後1年かけて改善していく、といったものです。

 今回の研修を実施しながら、私は《達成感》についてずっと考えていました。人間の動機づけとして《達成感》は、きわめて重要な要素であると、ハ―ズバーグは【動機づけ・衛生要因理論】で述べています。
 子供を例にとれば、『おつかいの体験が、子供の育ちに与える影響は大きい。ちゃんと出来た、役に立てたという自信や達成感につながる』
 ここで、私の悩みは『小さい目標を設定して、達成感を感じるべきか』『大きな目標を設定して未達に終わるか』です。達成感だけを取り上げれば、『小さい目標の達成感』になるのでしょうが、はたして『?』である。人はチャレンジングな目標に挑戦して、それが満たされた時に達成感を感じることが出来るのではないかと考えるからです。
 もうしばらく悩んでみたいと思いますが、『しっかり出来た時に』褒めてあげる【自分で自分を褒めることも含めて】ことは、とても大切だと感じています。