《人事考課制度の必要性》

 企業・組織では、人事考課の必要性について議論することが時々あるようですが、一言でいえば『よくやった人を評価しそれに報いる為』に、制度的に必要だと私は考えます。最近、医療・福祉の現場で人事考課制度が上手く運用出来なかったり、人事考課制度を止めたりといったことが起きているようです。
 現場の声『忙しい、時間がない、面倒くさい』に引きずられて、本来あるべきはずの人事考課制度を使用して部下・上司がお互いに向き合うことを避けている例が見られます。こういった組織には、人材育成といった視点が不足していますし、リーダーとしての意識に欠けた役職者も多いです。組織が永続し成長していくためには、『人材』にフォーカスして教育・育成に時間を使う必要性を強く感じています。
 スキルの教育、マナー研修、コミュニケーション研修等も大切な事だとは思いますが、まずは最低限の仕掛けとして『人事考課制度』を運用することがポイントです。そのためには、【トップはブレない】ことが重要になります。(社員の声を聞き過ぎても?)

 最後に
※この世で一番簡単なこと
 この世で三番目に簡単なのは・・・人を責めることである
 この世で二番目に簡単なのは・・・人のせいにすることである
 この世で一番簡単なのは  ・・・人のせいにしていることに気づかないことである

※この世で一番難しいこと
 この世で三番目に難しいのは・・・人を許すことである
 この世で二番目に難しいのは・・・ウソをつかないことである
 この世で一番難しいのは  ・・・ウソをついている自分に気づくことである