キム・ヨナ「韓国の自尊心」の記事より

 今朝のヤフーのニュースに、韓国のスケート選手キム・ヨナ『韓国の自尊心』とありました。今日は、『ビリーフ』『セルフトーク』と関係の深い《自尊心》について考えてみたいと思います。

 コーチングでも、まずは『自分自身を知る』ということからスタートしますが、《自己イメージ》《自尊心》ってとても大きなテーマです。《自尊心》って聞くと、なんだかプライドが高くて付き合いずらい人といったようなイメージがありますけど、まずは言葉の意味から確認してみたいと思います。

 《自尊心》=自分の能力・実績を適正に評価すること。(過大評価することでも過小評価することでもない)それと同時に《謙虚さ》をあわせ持っている。
 《謙虚さ》=他人に助けられていることを認める。(一人では生きていけません)自分のありのまま真実を認め受け入れる。

 よく言われますが、自尊心の低い人は他人をけなすことで自分を維持したり、自分より劣っている人と比較して優越感にひたったりします。こころの満たされない部分を他人から褒められることで満たそうとします。とても他人の目が気になります。
 一方自尊心の高い人は、自分自身との競争です。今日の自分より明日の自分・明日の自分より明後日の自分といったように、自分に克つことが目的になります。自己目標との競争なんでしょうね!

 最近感じていることは、《自尊心》の高い人たちの集団・チームは業績が高いようです。ここのあたりを次回は考えてみたいと思います。