思い込み『ビリーフ』について

 昨日は、人は《真実》にもとづいて行動しているのではなくて、真実だと自分で《思い込んだもの》にしたがって行動しているということを書きました。この思い込みいわゆる『ビリーフ』はどのようにして創られるのでしょうか?

 結論をいうと、自己対話『セルフトーク』が『ビリーフ』を創ります。『ビリーフ』が集合して《自己イメージ》になるんですね。要約すると『自己対話』が『自己イメージ』を創ることになります。幼少時には、自己イメージの形成に他人の影響をたくさん受けると言われています。特に多大な影響を『母親』から受けるようです。多くの子供たちは、母親の言動を取り入れて自己イメージを創っていくことになるわけです。(今、幼少のお子さんの育児真っ最中のお母さんは意識しましょう)成長するとともに、自己イメージは『自己対話』によって形成されていきます。驚くことに実に一日に5万回もの『自己対話』がおこなわれているそうです。「アー、なんて馬鹿なことをしたんだろー」等といった『自己対話』をしていた自分に気付いたりしませんか。

 コーチングの第一ステップは、この『自己対話』をコントロールすることかから意識します。幼少時からの思考習慣を《意図的にコントロール》するんです。コントロールすることで、少しづつ自分が変化していきます。理想の自分へとリードすることも可能です。したがって、大切なことは『自己対話』コントロールすることです。そうしなければ、『自己対話』によって、私たちが、コントロールされることになるのです。今日は、ここまでにします。