《自信と自己肯定感》

 今日は、自尊心(自信)について考えてみたいと思います。
 
 まずは、自信があるとか自信が無いといったようなことは何処から出てくるのでしょうか?

 私は、三つの視点で説明をしていますが、一つ目の視点は【自己効力感】・・・目標達成感等により実感できると考えます。二つ目の視点は【自己肯定感】・・・小さい成功体験を重ね自分を褒めることで実感できると考えます。そして三つ目の視点は【自己受容】・・・ありのままの自分を受け入れ認めることで実感できると考えます。あくまでも私の個人的な意見ですが、【自己効力感】【自己肯定感】【自己受容】の三本柱が自尊心(自信)を支えているのだと感じています。

 三つの柱の中から【自己肯定感】についてもう少し説明をしてみたいと思います。私たちは子供のころから、減点主義にまみれています。出来ないところを指摘されて矯正するように指導されてきました。このような減点主義では、“モチベーション”は上がらず、自己肯定感も下がります。では、自己肯定感を上げるにはどうすればよいのでしょうか!それは、“出来たこと”に着目して、自分を自分で褒めるのです。なんの根拠もなくてただ自分を褒めると、自分をごまかしていることに嫌気がさしてきます。ですから、小さいことでよいので“出来た事実”を見つめてみましょう。

 ポイントは、小さな成功体験に着目して、自分で自分を褒めてみることです。