《ひらめきはメモをする》

 ひらめきや思いついたことは、その場でメモをしましょう!
 どういうわけか、ひらめきやアイデアはすぐに消えていきます。ですから、すぐその場で記録することが大事なのです。
 大きめの付箋をポケットに入れてたり、携帯電話やボイスレコーダーを利用したりと皆さん色々と工夫しているという話をよく聞きます。

 こういった“ひらめきやアイデア”は、潜在意識からのメッセージといわれます。思い悩んでいる難問・課題を潜在意識レベルでは休むことなく考え続けています。そして、ある時解決方法が突然浮かんでくるのです。誰もが経験していることではないでしょうか?
 また、このようなひらめきやアイデアはリラックスしている時とか、真夜中に目が覚めた時とか、そのことに関して考えていない時にふと湧いてくるというような特徴もあります。枕元にメモ用紙を置いておくのも知恵の一つかもしれません!

 研修を実施していて感じる三つのタイプがあります。
①まったく聞く気のないタイプ(当然メモをとらない)
②なんでもかんでも全力投球タイプ(板書を全部メモする)
③効率配分がわかっているタイプ(ポイントをメモする)
 メモをとることは確かに大切なことなのですが、②タイプのように講義で話されたこと、黒板に書かれたことをすべてそのままノートにとろうとする人は、どれが重要でどれが重要でないかの判断を避けていますから、最終的に混乱してしまうことになります。
一方③タイプは、いわれたことを自分の頭で取捨選択し、必要な個所だけ加工して処理できますから、講師が板書したことでも自分がわかっていることはあえて見逃します。ノートにとるまでもないと判断するのです。
ポイントを外さない工夫が必要です