《コーチングについて》

 コーチングのテーマは『変化』です。
 “人も組織も好むと好まざるにかかわらず永遠の変化が必要である”といった考え方ですが、この変化のプロセスを確認してみたいと思います。

 【ステップⅠ】 戦略アセスメント、戦略ビジョン構築を通して次のことを行う。
 ①現状をつかみ
 ②組織の目標、ビジョンを決め
 ③かかるコストと利益を明確にし
 ④つぶすべき障害を見つけ
 ⑤成果の測定を定義づける

 【ステップⅡ】変化の哲学は、深層心理学に基づく
 ①企業組織は、世の中に開放された機構であるが外からの干渉から逃れ、自らを守る努力をする
 ②意義ある継続的変化は、まず内面より起こり外に現れるものである

 【ステップⅢ】変化に対する教育
 ①望ましい変化とするためのスキル
 ②また、変化が可能であり、しかも望ましいスキル

 【ステップⅣ】アプローチ
 ①変化の必要性に気づかせる
 ②不安のない環境、干渉への抵抗を消えるようなコーチング
 ③個人のリーダー才能を磨き、ファシリテーターに養成する

 目的はファシリテーターを養成し『組織改革の内製化』にあります。