《ゆでガエル現象》

 今日は、読売新聞に掲載されていた『編集手帳』からです。

 ゆでガエル現象とという言葉がある。カエルをいきなり熱湯に入れるとビックリして逃げるが、水からゆっくり熱すると気づかずにゆで上がり、死んでしまうとか◆少しずつ進む危機は見過ごされやすく、早く手を打たないと取り返しがつかなくなるという、例え話だ。◆ところが実際にある学者が水を張ったなべにカエルを入れてゆっくり熱したら、お湯が煮える前に暴れだして、外へ飛び出したという。カエルをゆでて確かめるまでもなく、追いだきしながら湯船につかった経験からみて、逃げ出す説に分がありそうだ。・・・・・・・・・・・・・

 たまたま、この記事を読んだ後で【野中郁次郎著 知識創造の経営】を読んでいたところ、同様のことが書いてありました。

 GEの会長ウェルチのマネジメント・スタイルを『ゆでガエル』のメタファーで次のように表現する。『もし、カエルを水の入ったなべの中にいれ、徐々にあたためていったら、カエルはそこに居続け、ついには死んでしまうだろう。でも、カエルを沸騰したお湯の中に入れれば、カエルは飛び出し死なずに済むのである。』ウェルチは、GEがこの【ゆでガエル症候群】に陥らないように、GEのなべ底に火をつけたと評価するのである。・・・・・・・・・・・・・・・・

 コーチングプログラムでは、《快適ゾーンからの脱出》と表現しています。
 いずれにしても、外部環境の変化への的確な対応の大切さを教えてくれます。