《アスペルガ―症候群》

 こんな記事を見かけました。

 これほどヒドイとは思いませんでした。職場の責任者が困ってしまい、これでは彼を使う為にもう一人指導者が必要になる。一人欠員になってもいいから彼を引き取ってくれと言ってきています。(アスペルガ―症候群とは、相手の感情や気持ちを読み取ることができず、コミュニケーションに問題が生ずる発達障害のこと)
 問題の彼は、新卒で定期採用されました。大卒で成績も特に悪くなかったので採用しました。あとから考えると少し対応に違和感があったのですが、人手不足でもあったので採用したのです。
 三ヶ月の試用期間がありましたが、服務規律違反もなく本採用にしてしまったのが実態です。職場の責任者が近くの病院に連れて行きましたが、専門医でないと確かな事は分からないということで、今まで時間が過ぎてしまい、頭を抱えています。

 私が、アスペルガ―症候群のことを知ったのは昨年の夏でした。久しぶりに大学の親友とお酒をかわしながら話をしていた時に、彼の長男がアスペルガ―であることを聞きました。私には初めて耳にする言葉だったのですが、長男は普通に高校に通学していて知能の方は問題がないようでした。症状としては【何か一つのことに夢中になって他のことが見えなくなってしまうそうです。長男の場合はゲーム】誰でも、何かにのめり込んで夢中になって我を忘れることがあるのだとは思いますが、その状態が少し強いのだと思います。
 最近私も、現場で研修や個別面接を通じて【アスペルガ―】かな?と感じる方々にお会いすることがあります。教育・環境、何がそうさせるのかは分かりませんが、難しい時代に入ってきました。
 商品を製造するのも
 サービスを提供するのも
 商品を販売するのも
 人 です!!    人を継続的に教育・育成することが求められています。