《やるか、やらないか》

 毎月一回ダスキンさんが持参して下さる『喜びのタネまき新聞』を楽しく読ませて頂いてますが、今月号は自分と少しカブルところがあって興味深く感じました。

 “やるか、やらないか”  ダスキン社長 山村輝治
 先日、大学で講演をする機会をいただきました。1200名もの学生を前にしての話は初めてで緊張しましたが、これまでの人生で経験したことを中心に話をしました。
 まだまだ人生の半ばで、失敗ばかりしていますが、人前で話す機会をいただいて多くのことを学びました。学生たちはノートを取りながら耳を傾けてくれましたが、自分自身が一番勉強になりました。語る内容を考え、資料を作り、話の筋道を考えながら何度もリハーサルを重ねました。そうしているうちに、改めて、自分は多くの人たちから教えられ、学ぶことの多かったことに感謝の気持ちが溢れてきました。
 誰でも人前で話すのは苦手で緊張するものです。困難な事に遭遇するとつい逃げたくなるし、楽な方向に向かいがち。苦手な事を一つひとつ乗り越えることが成長につながるはず、講演も天が与えて下さった学びの場、とお受けしたのです。
 生きている限り楽しいことばかりではありません。苦しいことや悩むことに必ず出会う。そんな時に『やるか、やらないか』の二つの道があれば、気持ちを前向きに『一歩前へ。進んでやるか!』という気持ちを持ってこれからも歩んでいきたいと思っています。

 よく言われることですが“やるという選択もリスクテイク、やらないという選択もリスクテイク”だとするならば、やるという選択!!迷った時には、まずは行動するということなんでしょうね、